複数あるグループ企業を整理したい
会社を二つに分け、飲食部門の会社を長男に、不動産部門の会社を次男に相続させたい
組織再編とは会社法上の概念であり、合併、会社分割、株式交換、株式移転に分類されます。また、令和3年より株式交付の手続が新設されています。
組織再編が利用される局面としては、次のとおり、企業グループ内の再編、事業再生、相続対策などが挙げられます。
- ・企業グループ内の再編
- 例)合併を利用したグループ会社の整理
会社分割・株式移転・株式交換・株式交付を利用した持株会社(ホールディングカンパニー)の設立や子会社化 - ・相続対策
- 例)会社分割を利用した事業の分割
- ・事業再生
- 例)会社分割を利用した不採算部門の切り離し
組織再編の手続には、株主総会決議や取締役会決議のほか、株主・債権者等に対する公告や個別の通知が必要となる場合があり、スケジュールの策定等にも注意が必要です。 当事務所では、スケジュールの策定から契約書の作成、登記の完了に至るまで、他士業の方とも連携しながら、最適な方法でお手伝いをさせていただきます。